ボッシュ ホール 開館を寿ぐ 狂言 -三番叟(さんばそう)・蝸牛(かぎゅう)-

狂言 -三番叟・蝸牛-

日本の伝統芸能をボッシュ ホールで!

出演:和泉流 野村万蔵家

日程2025年3月22日(土)
会場ホール
開演13:30開場/14:00開演
チケット代全席指定 3,000円
※未就学児入場不可
チケット発売日2025年1月6日(月)10:00~
チケット購入方法【窓口販売・電話予約】
ボッシュ ホール :045-530-5084(9:00~16:30/休館日:開館までの毎週火曜)
【ボッシュ ホールLINEチケットサービス】
https://tsuzuki-wcc.icticket.jp/event/detail/6
お問合せボッシュ ホール:045-530-5084(9:00~17:00/休館日を除く)

「三番叟(さんばそう)」
能・狂言の演目の中に、日本古来の神事芸能に由来する「翁」があります。中でも「三番叟」は、狂言方が担当し五穀豊穣を祈願する舞。現代でも新年やこけら落としなど祝祭の場で演じられます。この度のボッシュホールの開館を寿ぐ「三番叟」を、笛・小鼓・大鼓の晴れやかな演奏とあわせてお楽しみください。
前半は「揉(もみ)ノ段」と呼ばれ、掛け声をかけながら、地を踏み固めるように踏む足拍子と躍動的な舞が特徴的。後半は「鈴ノ段」と呼ばれ、黒式尉と呼ばれる黒い翁面をつけ、鈴を振り、種をまくような所作が特徴的な、すがすがしい舞です。

狂言「蝸牛(かぎゅう)」
修行を終えた山伏が、帰り道に竹やぶでひと眠りしていますと、太郎冠者がやってきます。太郎冠者は主人に命じられ、長寿の薬になるという蝸牛(かたつむりのこと)を竹やぶまで探しに来たのでした。しかし、蝸牛がどんなものか知らない太郎冠者は、山伏を蝸牛だと思い声をかけます。すると、山伏は「いかにも自分が蝸牛だ」と言って太郎冠者をからかいます。すっかり信じ込んだ太郎冠者は、主人のもとへ山伏を連れて帰ろうとしますが……
狂言では、いばったり自慢したりするわりに、能力が発揮できない山伏が多く登場します。この「蝸牛」の山伏は、無邪気な姿が笑いを誘います。思わず口ずさみたくなる「謡」が入り、にぎやかで楽しい曲です。

「三番叟」
揉ノ段       野村拳之介
鈴ノ段       野村万蔵

後見        能村晶人
          奥津健一郎

笛         熊本俊太郎
小鼓        住駒充彦
          住駒匡彦
          森貴史
大鼓        亀井洋佑

狂言「蝸牛」
シテ(山伏)    小笠原由祠
アド(太郎冠者)  能村晶人
小アド(主)    河野佑紀

主催:都筑区、つづきアート&メディアパートナーズ
共催:横浜能楽堂(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)

目次